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Chariot・J(緑ヶ丘アパートメント)

環境共生・蘇生をテーマに数々の建築物を生み出しているなか、Chariot(シャリオ)・J(ジェイ)(緑ヶ丘アパートメント)は、デザインや空間性の追求に加え、特に自然との調和に重点を置いています。落葉高木を建物とセットとして配置することにより、夏は葉が茂り、日射をカットし涼しく、冬は葉が落ち、温かな日射し差し込むという自然の力を活かすことができるのです。

さらに緑化された屋上とガラスの塔屋などにより、断熱・温熱効果が高められるなど環境に優しく、四季折々の移り変わりをごく身近に感じられる情緒豊かなシティライフを提案しています。

戸数8戸の賃貸集合住宅。フラットからメゾネット、屋上芝生庭つきまで多様な構成。敷地はほぼフラットな北東の角地。周辺は密集市街地というごくありふれた敷地。故に、収益性を優先する賃貸集合住宅は敷地いっぱい、法律ギリギリまでつめこむことになります。 しかし、樹木には建築基準法が適用されないため、道路や斜線を大きくはみ出すことができ、ある意味建築にはつくりえない空間をつくり得ます。高さも容積もめいっぱい、MAXの大きさの建築をさらに大きな落葉の巨木が、やさしく包み込むという考え方。

結果として夏は葉によって日射が遮られ涼しく、冬は落葉して日なたとなり暖かいという自然のリズムを利用した、快適で省エネな建築となります。風にゆれる木もれ日の影や音、落葉や紅葉、虫や鳥の声は、部屋にいながら実に多くの情報や、癒し、多くの知恵を与えてくれます。

建築と巨木をセットでとらえると、建物を建てれば建てるほど森が出現することになり、汎用性もあり、ヒートアイランド現象などにも絶大な効果があるでしょう。森であり都市でもあるまちは、潤いのある人間のくらし、生き物にとっても生きやすい環境となるでしょう。

■Chariot・J(緑ヶ丘アパートメント)

■所在地:東京都世田谷区
Setagaya-ku,Tokyo

■用途:集合住宅

■設計:㈱井口浩フィフィス・ワールド・アーキテクツ
HIROSHI IGUCHI + FIFTH WORLD ARCHITECTS

■施工:㈱岩本組

■敷地面積:266.63㎡

■建築面積:154.47㎡

■延床面積:457.88㎡